YAMAHA V-Max

＜２０００年１０月＞

 

何より洗えるのがありがたい 　タイヤとベアリングを交換してより快調になったV-Max、本格的に寒くなる前にもう少し手をかけてやろう。とりあえずはお手軽にエアフィルターでも掃除するとしようか。 　現在付いているエアフィルターは、Ｋ＆Ｎ製の純正交換タイプ。価格は純正品とほぼ同じ（安売りしている事も多い）だが、洗浄することにより繰り返し使えるのが売りの製品だ。 　しかし、これに交換してからというもの、掃除と言えば時折エアで吹く程度できちんとした洗浄をしていない。折角の機会だし、きちんと洗ってみよう。 　パーツ屋を回り、Ｋ＆Ｎのフィルター洗浄キットを購入する。洗浄剤と塗布オイルのセットで2,700円、まぁフィルター本体を買い換えることを考えれば安いと言えるだろう。
きれいさっぱり新品同様 　V-Maxからエアフィルターを取り外す。 　エアボックス内部は、多少ガスの吹き返しでベタついているものの特に異常はない。（ま、この前キャブを洗ったばかりだし） 　この季節、四輪車だとエアボックスの中にバッタとかトンボが入っていてびっくりすることが良くあるがさすがにそれはないようだ（農村部に住んでいるとよくある事(笑)） 　さて、まずは洗浄。付属の取扱説明書は当然英語なのでいいかげんに読み飛ばし、洗浄剤の裏に張られた日本語の説明を読む。 　第一段階は「水で洗う」 　フィルター全体を水で濡らし、内側から外側に向け（エアの流れる方向と同じ）ホースで水を流す。これだけでも結構ホコリが流れ出てくるものだ。 　次は洗剤。 　「洗浄剤を充分にスプレーし、30分程放っておく」らしい。ちなみに英語版の取扱説明書では「10minits」となっていたが、ま、時間が長いに越したことはないだろう。 　たっぷりと洗剤をスプレー、おおっ、フィルターに塗られていたオイルと共に汚れがじわじわと落ちてくる。赤いオイルに混じって黒い汚れがぽたぽたと垂れていく、う～ん、やっぱり汚れていたんだなあ・・・ 　満足するまで洗浄剤を吹き付けたら、マニュアルどおりに30分間放置プレー（爆）その後、これを水洗い。ざぶざぶと水をかけて洗浄液を洗い流す。 　汚れと共にオイルが取れたせいでフィルターの色は赤から白へと変わった。うむ、綺麗綺麗。 　ガレージだとホコリが付く可能性があるので、自室へフィルターを持ち込み自然乾燥させる。 　日陰で丸２日かけて乾かしたフィルターへ専用オイルをスプレーする。 　「Ｋ＆Ｎのフィルターオイルは、ついつい多くかけすぎて、結果的にガスが濃くなりがちである」との極秘情報(笑)も得ていたので控えめに控えめにっと。 　満足したところでフィルターをＭＡＸへと取り付ける。 　エンジン始動、このところ好調のエンジンはフィルターを掃除したからといって特に調子が変わるわけではないけれど、それでも綺麗にしてやったという満足感は気持ちの良いものだ。 　さて、季節の変わり目でもあるし、あとで同調を取り直してやれば燃費も少しは上がるかな？	英語は苦手じゃ

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