YAMAHA V-Max

＜２００１年４月＞

 

そろそろシーズンインですし。 　バッテリーが外され、冬季休業状態だったV-Max。 　迫るゴールデンウィークを前に、シーズンインの準備をしてやらないといけないだろう。とりあえずはバッテリーの充電とオイル交換。そうそう、久しぶりにリアのデフオイルも交換してやるか。 メンテフリーとはいえ・・・ 　チェーンと比べて圧倒的にメンテナンスフリーなシャフトドライブ。その唯一と言っても良いメンテナンスが、このデファレンシャルオイルの交換だ。 　エンジンオイルと違って、カーボン等で汚れる心配がないので「交換しないと壊れる」といったものではないのだが、それでも新しくしておくに越した事はない。 　メンテノートによれば、前回交換したのは約２万ｋｍほど前。ううむ、さすがにちょっと長すぎかな？ 　デフオイルはヤマハの純正品を使用する。 　価格はそこそこ（400ccで500円前後）。市販品もなくはないのだが、今一つ相性がはっきりしないので使ってはいない。
んでは交換をば。 　まずは近所を２、３周して、エンジン＆デフのオイルを温める。 　エンジンオイルの交換はいつものとおり。さて、んじゃデフにとりかかりますか。 　デフオイルの交換作業自体は非常に簡単だ。注意点といえばただ一つ、 　「オイルのドレンボルトをそのまま抜くと、オイルがホイールにかかってしまう」という点だ。 ＃構造上仕方ないのか？… 　これを防ぐ為には、オイル受けとホイールとの間をダンボール等でカバーしておく必要がある。（右画像参照） 　用意ができたら、リアデフボックス下のドレンボルトを外す。 　どぼどぼと流れ出てくるデフオイルは、エンジンオイルに比べて粘度が低いので抜け出るのも比較的早い。更にリアタイヤを空転させてオイルの出を促してやる。 　ドレンボルトを元通り締め込み、上部ボルト穴から新しいオイルを流し込む。 　量は200cc＋αだが、それより「オイル穴スリきり一杯」と覚えた方が良い。つまり「入れられるところまで目一杯」入れれば良いのだ。 　上部ボルトを締めこんで作業は終了。 　時間は実質１０分もあれば充分だろう。	タイヤに付いたら大騒ぎ（笑）
インプレとか。 　早速近所をぐるぐると回る。 　デフオイルを換えたとはいえ、さすがにそれを肌で感じることは難しい。しかし、エンジンオイルを換えた影響でカチカチと入るミッションと、久しぶりのＶ４サウンドが実に心地よい。 　う～む、やっぱりＶ魔も良いなぁ。ゴールデンウィークに予定しているキャンプが楽しみである。

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